新規取り扱いブランド
今日はオザワレポートが2018年を皮切りに日本総輸入元として新規に取り扱いを開始することになったホイールブランドをご案内したいと思います。
アメリカ カリフォルニア州オレンジにオフィスを構える鍛造ホイールブランド
"TITAN7"(タイタン7)です。 (本国ホームページ https://titan-7.com/)
まだ本格始動から1年にも満たない新進気鋭の鍛造ホイールブランドですが、その存在は2016年後半にこの車両に装着されたことで密かにその名が飛び交っていました。
(この車両については当方もいつもお世話になっておりますTYPEONE様のブログ http://www.typeone.jp/?p=16835 を参照くださいませ)
そのTITAN7のゼネラルマネージャーであるエディ氏は元々アメリカでRAYSやADVANの輸入元であるマッキンインダストリー社の出身でそのキャリアは20年余り。筋金入りのJDMホイールサプライヤーです。
その氏が" FORGED FOR ALL" (全ての人に鍛造ホイールを)というブランドフィロソフィーを掲げ、Spoon Sports USAことGo Tuning unlimitedと共同出資でローンチしたのがTITAN7というわけです。
ラインナップは現在2種類のモノブロックモデルでフィニッシュも2種類。
T-R10 17x9.5J / 18x8.5J /9.0J /9.5J /10.0J /10.5J
フィニッシュ:サテンチタニウム
T-S5 17x9.5J / 18x8.5J /9.0J /9.5J /10.0J /10.5J
フィニッシュ:マシーンブラック
サイズ展開もBMW M3やランサーEVOシリーズ、スバルSTIシリーズ、ハチロク、S2000やR32-34GT-R、現行型シビックタイプR用などのアメリカのモータースポーツシーンでポピュラーな車種にフォーカスした展開となっており、いわゆるオーダーサイズ、インセット、フィニッシュが可能な"アメ鍛"とは一線を画しているのも、ブランドの成り立ちやそれまでのキャリアから考えると納得です。
そしてサイズやフィニッシュを絞り込むことによってまとまったロット生産が可能となるため、製造は会社を構えるアメリカ本国ではなく中国であることもこれまでの"アメ鍛"とは異なったポイントの一つです。
しかし「中国製」と聞くとどうしてもネガティブなイメージを抱いてしまう方も多いはずですが、そこは20年にも及ぶ一級品のJDMホイールサプライヤーであったというキャリアを持つエディ氏。
製造工場は上記の動画をご覧のとおり業界最高レベルの10,000t プレス機を完備しており、フォージング、マシニング、パウダーコート、そしてJWL基準試験機械による強度テストなど全て工場内で一括管理しているため、高強度、軽量化、耐久性に優れた高品質な製品を作り上げることが可能な設備。
中国製造であることが決してこのブランドのボトルネックにはならない時代が到来していることがお分かり頂けるかと思います。
もちろんそれは価格面にも大きく反映されており、17x9.5J で1本 67,000円。(予価)
まさに" FORGED FOR ALL" な価格設定となっています。
アメリカ本土のストイックなトラックレーサー界隈の中では既にジワジワと浸透してきているこのタイタン7。決して煌びやかなブランドではありませんが、むしろそこではなく、本質的な部分に魅力を感じる方も少なくないのでは。
お問い合わせお待ちしております
TITAN7 JAPAN 安成